Cinama4Dでそばがらさん人形を作り、ヒップホップダンスのモーションをつけてみました。<「続きを見る」で動画>
ダンシングそばちゃん(*´∀`*) pic.twitter.com/mAx4IwYEeW
— A.I.ほのか@営業系VTuber (@AI_honoca) 2019年2月23日
今日からCinema4Dを使ったキャラクターモデリングをやっていきます。モデリングそのものはBlenderやその他のツールでも共通する部分が多いと思うので参考にしていただくとよいかと思います。
元のイラストはこちらです。ちなみにそばがらさんのツイッターから無断借用です(*´д`)o
ポイントは角と耳ですかね~
このようなキャラクターを作る場合、いくつか方法がありますが、ほのかの場合、球や立方体を潰して作っていくという方法を取ります。
ざっくり言うと頭と胴体に分け、頭を球、胴体を立方体から作っています。
まず、頭から作っていきます。
なぜ頭からかというと、キャラクターモデリングは顔が命だからです。キャラクターを見る場合、たいていの人はまず、顔を見るでしょう。キャラクターのイメージを決定するのは顔です。なので、まず顔を含む頭部から作り始めます。
先ほども言った通り、ほのかは頭部を作る際、球を出してそれを編集していきます。Cinema4Dの場合、プリミティブの球のままでは編集できないので、編集可能の状態にしておきます。この時、分割数をあらかじめ設定しておくことが重要です。細かく分割された状態からモデリングを始めてしまうと、作業が複雑になり、面倒です。また、線やポイントは後から追加することも可能ですので、分割数はやや少ない状態(15とかそれくらい)から始めた方がよいです。
球をサクッとオブジェクト化して、半分消しちゃいます。
人体のような左右対称のものは片側だけを作って「対称」を使って反対側を補完するような作り方をします。なので、球は半分にします。このやり方はどの3Dツールでも同じだと思います。
ここから顔を作っていくのですが、絵が上手な人や、資料を用意できる人は正面と側面の絵を用意し下絵として利用したほうが効率よくモデリングできるかもしれません。
対称ツールを選択し、
ブラウザで「対称」の下にモデリングしているオブジェクトを入れると
反対側も自動で作ってくれます。また、こちら側の変更もリアルタイムで反映されます。
モデリング時のコツは視点をグリグリ回しながらできるだけいろんな方向から見ながらポイントを動かすことです。どの方向から見ても可愛くなるように根気よく作っていきましょう。
耳を作ります。
耳にしたい部分のポリゴンを選択して右クリック、出てきたメニューから「面内に押し出し」を選択
マウスを左右にドラッグして少し小さくしてから、
三色矢印を操作して面を押し出します。
同じ操作をもう一度やって
ポイントモードに切り替えて最後に作ったポリゴンの四隅のポイントを選択します。
右クリック→「結合」を選択
四つのポイントの真ん中あたりをクリックすると、4点が一つになります。
ポイントの位置を調整していって形を整える
前から見るといい感じですが、横から見ると厚みがありすぎるのでこれを小さくします。エッジモードに切り替え、耳の根元のラインを選択し、右クリック→「ラインカット」を選択。
後ろ側の4本のラインを削除
穴が開いた部分を右クリック→「ブリッジ」で塞ぐ。
ポイントモードで形を整える
「ラインカット」で縦のラインを増やしておく(5ポイントのポリゴンを作らないため)
下側も同様に。
その後、ポイントやラインを追加していき形を整えて行きます。
角は円錐を加工して作ります。
円錐の設定ですが、方向を+Xに設定し、高さ方向の分割数6、回転方向の分割数10くらいに設定します。
円錐を設定したらすぐさま編集可能にし、ポリゴンモードに切り替えてから「選択」→「ループ選択」を選びます。
Shiftキーを押しながらループ選択で3分の2から上のポリゴンをすべて選択
回転ツールでぐにゃりと曲げて、
移動ツールで調整
同様にさらに角の上の方を選択して回転ツールと移動ツールで形を作っていきます。
この後、各ラインをループ選択して回転や移動、拡大・縮小を駆使しつつ、いい感じに形を整えます。
この後、髪の毛や胴体のモデリングもやっていきますが長くなるので次回に。