渋谷のハロウィン騒動について思うこと

いろいろと問題があった渋谷のハロウィン」。

「もう禁止でいいんじゃない?」なんて声が聞かれますが、私は禁止すべきじゃないと思う。

一部の人たちが暴徒化して、自動車をひっくり返したり、痴漢したり、ビルの屋上で火の手が上がったりしたとか。

せっかくの楽しいイベントがこういう一部の人たちのおかげで「ハロウィンなんて嫌い」「禁止にしろよ」などという声が聞かれるようになるのはほんとうにかなしいことですね。

でも、やっぱり禁止すべきじゃないと私は思います。

理由1 渋谷で禁止しても解決にならない

渋谷で禁止したら騒ぎを起こすような人達は簡単に引き下がるとおもいますか?

私は断言します。渋谷が禁止なら新宿や六本木や原宿で同じ問題を起こすと思います。問題が拡散するだけで何の解決にもならないでしょう。

理由2  そもそもどうやって禁止するの?

渋谷でのハロウィン禁止、って言いますけど、そもそも、どうやって禁止するの?

「ハロウィンの時期は仮装して外出禁止」「路上での集団行動禁止」「深夜の外出禁止」「大声で騒ぐこと禁止」とかですか?

10月の下旬になると渋谷のあちこちに警察官が立って、「ここで立ち止まらないでください」「深夜の外出は禁止です。速やかに帰宅してください」「こら、そこ!大声で騒ぐな!」「君!その奇抜な服装はなんだ!仮装じゃないのか!?」とかやるんですか?10月下旬になると渋谷を歩く人は粛々と足早に歩かなくちゃならなくなる?

そんな渋谷はいやだなあ。

理由3 だって、渋谷のハロウィン、面白いよ

渋谷のハロウィンなんて行ったことねえよ、って方、ぜひとも一度体験してみることをお勧めします。

普段、生真面目で自己表現が極端に苦手な日本人がこの時ばかりはゾンビやアベンジャーズやゴーストバスターズやドラゴンボールのキャラに扮装して普通に街中を練り歩くんですよ。

こんなに面白いイベント、ハロウィンだけじゃないですか。

理由4 犯罪行為の先鋭化の引き金になりかねない

犯罪は抑圧すると先鋭化します。ハロウィンというイベントを禁止することにより、より凶悪な犯罪につながったり、善良な一般市民が近寄りがたい雰囲気が作り出されることが心配です。

自由な表現活動は規制されるべきではない。それだけはやっちゃいけない!!

渋谷のハロウィンに関わる人たちは多種多様です。中には迷惑顧みず、バカ騒ぎしたいだけの人や一線を越えて犯罪行為になってしまう人もいるでしょう。

しかし、何週間もかけてクオリティの高いコスプレを作る人、新たな文化を生み出すためにイベントを企画する人など、大げさに言えば、日本の大衆文化のレベルアップに貢献する人たちも少なからず存在するのです。

ごく一部のつまらない人たちのつまらない行動を防止するために、自由な表現活動を抑圧するのはほんとうに愚かなことだと思います。

みなさんはどう思いますか?



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